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引用元:2015.10.19 19:25 産経ニュース

 都留文科大の元教授の男性(68)が、女子学生へのセクハラやアカデミックハラスメントを理由とした停職処分の無効確認などを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(小池裕裁判長)は、元教授の上告を退ける決定をした。15日付。処分を無効とした1審判決を取り消し、元教授を逆転敗訴とした2審東京高裁判決が確定した。

 2審判決によると、体育担当の元教授は平成24年、女子学生2人に「卒業が危ない」と言ってデートに誘うなどしたとして、停職1カ月の懲戒処分を受けた。

 1審甲府地裁は、女子学生の証言は信用できないとして処分を無効としたが、2審は「元教授の言動は不適切でアカハラに該当する」と処分は妥当と判断、1審判決を取り消して元教授の請求を棄却した。