
引用元:2015年10月15日 11時57分 読売新聞
山形県内の私立高校の男子バスケットボール部で、40歳代のOB男性が昨年秋~今年2月、部員に平手打ちをしたり、足を蹴ったりする体罰をしていたことが、同校への取材で分かった。
同部は全国大会で活躍したこともある強豪。男性は「情熱のあまり手が出てしまった」と話しているという。
同校によると、男性は昨年秋、体育館で1人の足を蹴ったほか、今年1月には試合に負けたことに腹を立て、試合会場で3人に平手打ちを、2月の試合後にも1人に平手打ちをした。いずれもけがはなく、現在も部活動を続けているという。
男性は昨年夏頃から部活や試合に顔を出して指導をしていた。監督や顧問の教諭も把握していたが、同校の調査に対し、いずれも「指導の一環で問題ないと思った」と話している。
同校は男性の部活への関与を禁じたうえ、保護者を集めて経緯を説明した。部員や保護者からは男性に指導を続けてほしいという声が上がったという。
今年3月、同校に匿名の電話で情報がもたらされ、同校が調査した。校長は「各部の顧問には体罰がないよう指導を徹底したい」としている。
山形県内の私立高校の男子バスケットボール部で、40歳代のOB男性が昨年秋~今年2月、部員に平手打ちをしたり、足を蹴ったりする体罰をしていたことが、同校への取材で分かった。
同部は全国大会で活躍したこともある強豪。男性は「情熱のあまり手が出てしまった」と話しているという。
同校によると、男性は昨年秋、体育館で1人の足を蹴ったほか、今年1月には試合に負けたことに腹を立て、試合会場で3人に平手打ちを、2月の試合後にも1人に平手打ちをした。いずれもけがはなく、現在も部活動を続けているという。
男性は昨年夏頃から部活や試合に顔を出して指導をしていた。監督や顧問の教諭も把握していたが、同校の調査に対し、いずれも「指導の一環で問題ないと思った」と話している。
同校は男性の部活への関与を禁じたうえ、保護者を集めて経緯を説明した。部員や保護者からは男性に指導を続けてほしいという声が上がったという。
今年3月、同校に匿名の電話で情報がもたらされ、同校が調査した。校長は「各部の顧問には体罰がないよう指導を徹底したい」としている。