引用元:2015/10/13 14:15 神戸新聞NEXT
護憲派の市民団体などでつくる実行委員会が、11月3日に神戸市内で開く予定の「神戸憲法集会」について、兵庫県と県教育委員会が後援依頼を断っていたことが分かった。政治活動に関わる可能性があると判断したという。同市と市教委も、後援を認めなかった。
憲法公布日に合わせ、実行委が弁護士の講演などを計画。憲法集会の後援をめぐっては、神戸市と市教委が、昨春、昨秋、今春と3回続けて不承認としていたが、今回は「戦後70年の節目に当たる」(実行委)として県と県教委にも申請した。
県と県教委によると、7日付の文書で通知。県の担当者は「憲法に対してさまざまな政治的主張がある中で、『政治活動に関わりがない』という順守事項に抵触する恐れがある」と不承認の理由を説明した。
神戸市と市教委も、「後援を差し控える」とする文書を5日付で実行委に送付。担当者は共に「総合的な判断」としている。
実行委は、後援を認めなかった理由について、詳しい説明を求めるという。
(小川 晶)
護憲派の市民団体などでつくる実行委員会が、11月3日に神戸市内で開く予定の「神戸憲法集会」について、兵庫県と県教育委員会が後援依頼を断っていたことが分かった。政治活動に関わる可能性があると判断したという。同市と市教委も、後援を認めなかった。
憲法公布日に合わせ、実行委が弁護士の講演などを計画。憲法集会の後援をめぐっては、神戸市と市教委が、昨春、昨秋、今春と3回続けて不承認としていたが、今回は「戦後70年の節目に当たる」(実行委)として県と県教委にも申請した。
県と県教委によると、7日付の文書で通知。県の担当者は「憲法に対してさまざまな政治的主張がある中で、『政治活動に関わりがない』という順守事項に抵触する恐れがある」と不承認の理由を説明した。
神戸市と市教委も、「後援を差し控える」とする文書を5日付で実行委に送付。担当者は共に「総合的な判断」としている。
実行委は、後援を認めなかった理由について、詳しい説明を求めるという。
(小川 晶)