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仙台市宮城野区の市立中で5月、30代の男性教諭が2年生約180人全員分の個人情報をまとめた内部資料を紛失していたことが9日、分かった。資料は校内で見つかり、今のところ情報流出は確認されていないが、保護者からは「管理がずさんだ」と批判が出ている。
市教委によると、教諭は2年の担任で、資料は生徒の学習状況や友人関係、食物アレルギーなどが記された紙をとじたファイル。教諭は4月、パソコンに保存する個人情報を印刷してファイルにまとめ、机の引き出しに鍵を掛けずに保管していた。
紛失したのは、教諭が最後に確認した5月16日以降とみられ、複数の生徒が同27日、校庭にある体育用具倉庫で掃除中にファイルを見つけた。生徒は6月11日に教諭に伝えたが、教諭は校長に報告せず、ファイルを見た生徒の保護者が同14日、学校に連絡し発覚した。
パソコンにある個人情報のデータは印刷が禁止されている。教諭は「指導に役立てるため印刷した。考えが甘かった」と話しているという。
学校は7月、2年の保護者会と学年集会を開いて経緯を説明し、校長と教諭が謝罪したが、市教委は「教諭が校内で置き忘れた可能性があり、情報流出はしていない」と判断し公表していなかった。
「校内で見つかったとはいえ、情報流出がないと言い切れるのか」と危惧する保護者は少なくない。保護者会に参加した男性は「適当に仕事しているとしか思えない。不信感が募る」と憤る。
市教委教育指導課の坂本憲昭課長は「保護者から信頼を得て個人情報を預けてもらっており、厳重に管理しなければならない。指導を徹底する」と話した。
市教委によると、教諭は2年の担任で、資料は生徒の学習状況や友人関係、食物アレルギーなどが記された紙をとじたファイル。教諭は4月、パソコンに保存する個人情報を印刷してファイルにまとめ、机の引き出しに鍵を掛けずに保管していた。
紛失したのは、教諭が最後に確認した5月16日以降とみられ、複数の生徒が同27日、校庭にある体育用具倉庫で掃除中にファイルを見つけた。生徒は6月11日に教諭に伝えたが、教諭は校長に報告せず、ファイルを見た生徒の保護者が同14日、学校に連絡し発覚した。
パソコンにある個人情報のデータは印刷が禁止されている。教諭は「指導に役立てるため印刷した。考えが甘かった」と話しているという。
学校は7月、2年の保護者会と学年集会を開いて経緯を説明し、校長と教諭が謝罪したが、市教委は「教諭が校内で置き忘れた可能性があり、情報流出はしていない」と判断し公表していなかった。
「校内で見つかったとはいえ、情報流出がないと言い切れるのか」と危惧する保護者は少なくない。保護者会に参加した男性は「適当に仕事しているとしか思えない。不信感が募る」と憤る。
市教委教育指導課の坂本憲昭課長は「保護者から信頼を得て個人情報を預けてもらっており、厳重に管理しなければならない。指導を徹底する」と話した。