
引用元:2015/10/9 23:22 日本経済新聞
文部科学省は9日、大学で教員免許を取得する学生が小中高校でインターンシップ(就業体験)を行った単位を、教育実習の単位の一部に置き換えることを可能にした教員養成の改革案をまとめた。免許取得に必要な総単位数は変えない。
同日開かれた中央教育審議会(中教審)の部会で示した。中教審は案をもとに議論を進め、年内に答申を行う予定。
大学の教職課程では現在、3週間から1カ月間程度の教育実習が行われ、小中学校免許には5単位、高校免許で3単位を取得する必要がある。改革案はインターンシップで取得した単位を小中学校で2単位まで、高校で1単位まで置き換えられるとした。
インターンシップは数カ月から1年程度の期間に、小中高校などのいずれかを定期的に訪問。長期の体験で現場の理解が深まり、採用後のミスマッチ防止などが期待されている。必修化も検討されたが、受け入れ先の学校の確保が難しい大学もあるため見送られた。
文部科学省は9日、大学で教員免許を取得する学生が小中高校でインターンシップ(就業体験)を行った単位を、教育実習の単位の一部に置き換えることを可能にした教員養成の改革案をまとめた。免許取得に必要な総単位数は変えない。
同日開かれた中央教育審議会(中教審)の部会で示した。中教審は案をもとに議論を進め、年内に答申を行う予定。
大学の教職課程では現在、3週間から1カ月間程度の教育実習が行われ、小中学校免許には5単位、高校免許で3単位を取得する必要がある。改革案はインターンシップで取得した単位を小中学校で2単位まで、高校で1単位まで置き換えられるとした。
インターンシップは数カ月から1年程度の期間に、小中高校などのいずれかを定期的に訪問。長期の体験で現場の理解が深まり、採用後のミスマッチ防止などが期待されている。必修化も検討されたが、受け入れ先の学校の確保が難しい大学もあるため見送られた。