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引用元:毎日新聞 2015年10月08日 地方版
飯田市上殿岡の温泉施設付きホテルで男性が銃撃された事件から一夜明けた7日、現場付近は児童・生徒の登校に保護者が付き添うなど緊張感に包まれた。意識不明の重体だった男性は死亡。犯人は依然逃走しており、市民からは「怖い。早く解決してほしい」と不安や憤りの声が漏れた。
現場から西へ約1・5キロ離れた市立伊賀良小学校(児童967人)では、事件が発生した6日、登下校に保護者が付き添うよう職員らがメールや電話で連絡。7日早朝は保護者らが車で送る姿がみられた。
小学4年の長男(9)を送り届けた主婦(37)は「子どもがニュースを見て心配していた。早く安心して登下校できるようになってほしい」と不安な表情をみせた。同校の校長(60)は「腹立たしい。幸い児童たちは落ち着いているようだが、心のケアには配慮したい」と話し、当面は体育の授業で運動場の使用を自粛するなど、校舎から出ないよう指導するという。
市教委は「児童・生徒の安全を第一に考えたい」とし、9日まで市内の全小中学校で、職員や地域ボランティアによる見守り登下校や、職員付き添いでの集団下校を実施する方針を決めた。牧野光朗市長は「暴力行為は決して許されることではなく、その根絶に向けて市としても最大限尽力する」との談話を出した。
県警は7日、殺人事件として飯田署に捜査本部を設置。現場の鑑識作業などの結果から、使われた銃器は拳銃だったことを明らかにした。引き続き約100人態勢で防犯カメラの分析や聞き込み捜査を続け、発砲した人物の行方を追っている。
捜査関係者によると、死亡した男性は指定暴力団山口組系の関係者だったとみられる。山口組から分裂した神戸山口組系に移籍したとの情報もあり、県警は確認を急ぐとともに、主要な暴力団事務所に機動隊を配置させたり、市内を巡回パトロールしたりして警戒を強めている。
現場は多くの人が行き交う場所でもあり、付近の市民を震撼(しんかん)させた。エステ店の女性従業員(47)は「お客さんから、5日夜に市内の道路で暴力団のような人がたむろしているのを見たと聞いた。今回の事件と関係していたらと思うと怖い」と話した。ホテルの温泉を時々利用しているという農家の女性(73)は「飯田に来て40年以上になるが、こんな事件は初めて。まだ銃を持っているかもしれず、おっかない」と身をすくめた。
飯田市上殿岡の温泉施設付きホテルで男性が銃撃された事件から一夜明けた7日、現場付近は児童・生徒の登校に保護者が付き添うなど緊張感に包まれた。意識不明の重体だった男性は死亡。犯人は依然逃走しており、市民からは「怖い。早く解決してほしい」と不安や憤りの声が漏れた。
現場から西へ約1・5キロ離れた市立伊賀良小学校(児童967人)では、事件が発生した6日、登下校に保護者が付き添うよう職員らがメールや電話で連絡。7日早朝は保護者らが車で送る姿がみられた。
小学4年の長男(9)を送り届けた主婦(37)は「子どもがニュースを見て心配していた。早く安心して登下校できるようになってほしい」と不安な表情をみせた。同校の校長(60)は「腹立たしい。幸い児童たちは落ち着いているようだが、心のケアには配慮したい」と話し、当面は体育の授業で運動場の使用を自粛するなど、校舎から出ないよう指導するという。
市教委は「児童・生徒の安全を第一に考えたい」とし、9日まで市内の全小中学校で、職員や地域ボランティアによる見守り登下校や、職員付き添いでの集団下校を実施する方針を決めた。牧野光朗市長は「暴力行為は決して許されることではなく、その根絶に向けて市としても最大限尽力する」との談話を出した。
県警は7日、殺人事件として飯田署に捜査本部を設置。現場の鑑識作業などの結果から、使われた銃器は拳銃だったことを明らかにした。引き続き約100人態勢で防犯カメラの分析や聞き込み捜査を続け、発砲した人物の行方を追っている。
捜査関係者によると、死亡した男性は指定暴力団山口組系の関係者だったとみられる。山口組から分裂した神戸山口組系に移籍したとの情報もあり、県警は確認を急ぐとともに、主要な暴力団事務所に機動隊を配置させたり、市内を巡回パトロールしたりして警戒を強めている。
現場は多くの人が行き交う場所でもあり、付近の市民を震撼(しんかん)させた。エステ店の女性従業員(47)は「お客さんから、5日夜に市内の道路で暴力団のような人がたむろしているのを見たと聞いた。今回の事件と関係していたらと思うと怖い」と話した。ホテルの温泉を時々利用しているという農家の女性(73)は「飯田に来て40年以上になるが、こんな事件は初めて。まだ銃を持っているかもしれず、おっかない」と身をすくめた。