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引用元:河北新報

 仙台市泉区の市立中で9月上旬にあった校内行事で、3年の男子生徒が40代の女性教諭に大けがをさせていたことが2日、分かった。教諭の意向で警察に被害届は出していない。

 市教委や学校によると、男子生徒は別の生徒といさかいを起こし、教諭が止めに入った際に暴れた。弾みで教諭が胸の骨を折り、数日間入院。自宅療養し、現在は職場復帰している。

 学校は9月中旬までに、クラスや学年集会で生徒らに経緯を説明。校長は取材に「男子生徒は反省しており、積極的に公表すべき事案とは考えていない。保護者から問い合わせがあれば応じている」と語った。
 市教委は「故意によるけがではなく、不可抗力で生じた。現時点で公表は考えていない」と話している。