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引用元:毎日新聞 2015年10月01日

 今年9月、南国市の市立中3年の男子生徒(当時15歳)が自殺し、同市教委は30日、弁護士らによる第三者委員会を設置した。週内にも同校の生徒への詳細なアンケートを行い、今年度中に報告書をまとめる方針。

 同市教委によると、9月1日早朝、男子生徒が自宅の庭で首をつって死亡しているのを家族が発見した。自室から「私物は処分してほしい」などと書かれた遺書と見られる書き置きが見つかったが、自殺の原因に関する記述はなかったという。

 これを受け、市教委は原因究明のため同校の生徒へのアンケートや教職員らへの聞き取り調査を実施。しかし「生徒の異変に気付いた」という回答はなく、原因がはっきりしないことから第三者委員会の設置を決めた。メンバーは弁護士や大学教授、精神科医ら6人で、岩崎淳司弁護士が座長を務める。

 一方、市教委などによると、男子生徒は小学6年〜中学1年ごろ、同級生数人から無視されるなどのいじめを受けていたという。男子生徒の家族は毎日新聞の取材に「(自殺の原因については)何も分からない。調査の結果を待ちたい」と話した。【最上和喜】