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引用元:毎日新聞 2015年09月23日
県教委は、長崎市など3市の公立小中学校が今年度、平日の授業と同じ扱いになる「土曜授業」を導入(予定含む)したことを明らかにした。学校週5日制に完全移行した2002年度以降、県内の公立小中学校で土曜授業が復活するのは初めてという。
県教委義務教育課などによると長崎市の中学1校と、諫早市の小学6校、中学2校が1学期に土曜授業をそれぞれ1日実施した。午前中に保護者らに授業を公開したり、農作業を体験したりするのが主な内容だったという。ほかに島原市の小学校9校が11月に1日実施を予定している。
実施した学校からは「公開授業への保護者の参加者が増えた」など成果の一方、「部活動の大会などとの調整が困難だった」など課題を指摘する声もあったという。授業扱いではないが、子供たちが地域文化などを学ぶ「土曜学習」には18市町が取り組んでおり、県教委は「土曜の教育活動のいっそうの充実を市町に呼び掛ける」としている。
代休日を設ける必要のない土曜授業を巡っては13年11月、学校教育法施行規則の改正で、各教育委員会が自主的な判断で実施できることが明確になったため、導入する自治体が増えている。【小畑英介】
〔長崎版〕
県教委は、長崎市など3市の公立小中学校が今年度、平日の授業と同じ扱いになる「土曜授業」を導入(予定含む)したことを明らかにした。学校週5日制に完全移行した2002年度以降、県内の公立小中学校で土曜授業が復活するのは初めてという。
県教委義務教育課などによると長崎市の中学1校と、諫早市の小学6校、中学2校が1学期に土曜授業をそれぞれ1日実施した。午前中に保護者らに授業を公開したり、農作業を体験したりするのが主な内容だったという。ほかに島原市の小学校9校が11月に1日実施を予定している。
実施した学校からは「公開授業への保護者の参加者が増えた」など成果の一方、「部活動の大会などとの調整が困難だった」など課題を指摘する声もあったという。授業扱いではないが、子供たちが地域文化などを学ぶ「土曜学習」には18市町が取り組んでおり、県教委は「土曜の教育活動のいっそうの充実を市町に呼び掛ける」としている。
代休日を設ける必要のない土曜授業を巡っては13年11月、学校教育法施行規則の改正で、各教育委員会が自主的な判断で実施できることが明確になったため、導入する自治体が増えている。【小畑英介】
〔長崎版〕