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引用元:2015.9.22 8:30 ウレぴあ総研
3人の息子を灘校から東大理IIIに全員合格させたスゴ腕ママの教育方針が話題を呼んでいる。
「受験中に恋愛は禁止」
「学校の準備は親が全部する」
「学校の願書や医学部の志望理由書は親がすべて下書き。子供はそれをなぞるだけ」
「あと片付けはさせず、遊びに集中させる」
「勉強で問題を解くこと以外は親が下調べもチェックもすべて行う」
など驚きとともに疑問を感じる教育法だ。
しかし裏を返せば、いかに子どもに「限られた時間で効率的に実力をつけるか」という、何とも効率的に効果と見返りを得る素晴らしい方法だと感じる。
確かに親の覚悟がここまで決まっているならば、この3兄弟のママに倣って育てるのはアリなのではないだろうか。
もちろんそこに入るまで、そして入ってからの本人の努力は並大抵のものではない。
しかし、もしこの兄弟のように育てられて、そのまま社会に出てしまうというのは大丈夫なのだろうか?
自らの身の回りのこともできず、自分の意志で文章を記さず、常に手助けがあった中で育ってしまうと、何か欠けたまま育ってしまわないだろうか?
社会に出て様々な環境の中で多くの人と関わることで、時折疑問を感じる人が居るのも確かだ。
「この人、高学歴なのになんでこんなにバカなんだろう…」
学歴も就職先も申し分ないのに、どうも人として少し欠けている部分があるのだ。
「人の気持ちを考えて先回りして行動できない」
「仕事の話以外の会話が続かない」
「自分のやっていることだけを間違いなく進めようとして、他人を気に懸けない」
「話している相手の表情や心情を読み取ることができず、自分の営業トークや要望だけを伝える」
…など。
つまりどうも空気が読めない、つまり、コミュニケーション力がないのである。
東大理IIIの兄弟は実際のところどうなのかはわからない。
しかし、実際に「学歴という看板だけを手にすれば何とかなる」と考えるのは危険な時代なのかもしれない。
実在した高学歴バカのブラック人生
ある一人の男が、まさに「学歴さえあれば人生は逆転する」と考え、必死の努力のもと三流高校から早稲田大学へ入学し、ブラック人生に転落した。
彼の名前は円山嚆矢。
ネグレクト、貧困という家庭環境に生まれ、なんとかここから這い出たいと、予備校にも通わず必死の努力で早稲田に入学。
「早稲田」という看板を手にして、順風満帆の未来を夢見ていたが、歪んだ環境の中で育てられた彼は、「金が自分を幸せにしてくれる」「自分がうまくいかないのは、すべてほかの人のせいだ」「人の幸せよりも、まずは自分が幸せをつかむ」…そういう思いから逃れることはできなかった。
そして誰もが羨む学歴を手にしたにもかかわらず、卒業後は風俗店店長として夜の街に立つこととなった。その後も多くのブラック会社を渡り歩き、薬や暴力に溺れ、まさに「高学歴バカ」という人生を歩んだ。
しかし彼は歪んだ欲望は持っていたものの、風俗やブラック企業で出会った人々との出会いや、時には理不尽な会話の中で“コミュニケーション力”を磨いていき、それはやがて彼の武器となった。
最終的にどうなったのかはぜひ現在発売中の『早稲田出ててもバカはバカ』を読んでいただきたいが、この「高学歴バカ」という人間、実はあなたのそばにもいないだろうか?
東大、京大、慶応、早稲田…どのブランドも素晴らしい。
そのブランドを手にできる人は力のある限られた人間なのは確か。
しかし、現代を生き抜いていくには、「コミュニケーション能力」が必要なのも確かだ。
自ら失敗し、苦労をし、それでも自分の力で這い上がる雑草力を持たないであろう、東大理IIIの兄弟や「高学歴バカ」たちが、サバイバル精神とそれをカバーするコミュニケーション能力が大事になるこれからの時代に生き残っていけるのか、追ってみていきたい。
3人の息子を灘校から東大理IIIに全員合格させたスゴ腕ママの教育方針が話題を呼んでいる。
「受験中に恋愛は禁止」
「学校の準備は親が全部する」
「学校の願書や医学部の志望理由書は親がすべて下書き。子供はそれをなぞるだけ」
「あと片付けはさせず、遊びに集中させる」
「勉強で問題を解くこと以外は親が下調べもチェックもすべて行う」
など驚きとともに疑問を感じる教育法だ。
しかし裏を返せば、いかに子どもに「限られた時間で効率的に実力をつけるか」という、何とも効率的に効果と見返りを得る素晴らしい方法だと感じる。
確かに親の覚悟がここまで決まっているならば、この3兄弟のママに倣って育てるのはアリなのではないだろうか。
もちろんそこに入るまで、そして入ってからの本人の努力は並大抵のものではない。
しかし、もしこの兄弟のように育てられて、そのまま社会に出てしまうというのは大丈夫なのだろうか?
自らの身の回りのこともできず、自分の意志で文章を記さず、常に手助けがあった中で育ってしまうと、何か欠けたまま育ってしまわないだろうか?
社会に出て様々な環境の中で多くの人と関わることで、時折疑問を感じる人が居るのも確かだ。
「この人、高学歴なのになんでこんなにバカなんだろう…」
学歴も就職先も申し分ないのに、どうも人として少し欠けている部分があるのだ。
「人の気持ちを考えて先回りして行動できない」
「仕事の話以外の会話が続かない」
「自分のやっていることだけを間違いなく進めようとして、他人を気に懸けない」
「話している相手の表情や心情を読み取ることができず、自分の営業トークや要望だけを伝える」
…など。
つまりどうも空気が読めない、つまり、コミュニケーション力がないのである。
東大理IIIの兄弟は実際のところどうなのかはわからない。
しかし、実際に「学歴という看板だけを手にすれば何とかなる」と考えるのは危険な時代なのかもしれない。
実在した高学歴バカのブラック人生
ある一人の男が、まさに「学歴さえあれば人生は逆転する」と考え、必死の努力のもと三流高校から早稲田大学へ入学し、ブラック人生に転落した。
彼の名前は円山嚆矢。
ネグレクト、貧困という家庭環境に生まれ、なんとかここから這い出たいと、予備校にも通わず必死の努力で早稲田に入学。
「早稲田」という看板を手にして、順風満帆の未来を夢見ていたが、歪んだ環境の中で育てられた彼は、「金が自分を幸せにしてくれる」「自分がうまくいかないのは、すべてほかの人のせいだ」「人の幸せよりも、まずは自分が幸せをつかむ」…そういう思いから逃れることはできなかった。
そして誰もが羨む学歴を手にしたにもかかわらず、卒業後は風俗店店長として夜の街に立つこととなった。その後も多くのブラック会社を渡り歩き、薬や暴力に溺れ、まさに「高学歴バカ」という人生を歩んだ。
しかし彼は歪んだ欲望は持っていたものの、風俗やブラック企業で出会った人々との出会いや、時には理不尽な会話の中で“コミュニケーション力”を磨いていき、それはやがて彼の武器となった。
最終的にどうなったのかはぜひ現在発売中の『早稲田出ててもバカはバカ』を読んでいただきたいが、この「高学歴バカ」という人間、実はあなたのそばにもいないだろうか?
東大、京大、慶応、早稲田…どのブランドも素晴らしい。
そのブランドを手にできる人は力のある限られた人間なのは確か。
しかし、現代を生き抜いていくには、「コミュニケーション能力」が必要なのも確かだ。
自ら失敗し、苦労をし、それでも自分の力で這い上がる雑草力を持たないであろう、東大理IIIの兄弟や「高学歴バカ」たちが、サバイバル精神とそれをカバーするコミュニケーション能力が大事になるこれからの時代に生き残っていけるのか、追ってみていきたい。