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引用元:2015年9月17日03時00分 朝日新聞デジタル

 県教育委員会は16日、県内の公立学校の校内や校外で昨年度に起きた暴力行為の発生件数が、小学校は139件増え、中学校と高校は計262件減ったとする調査結果を発表した。県教委が全国調査の県内調査分をまとめた。

 県教委によると、県内の公立小学校で起きた暴力行為は566件と前年度から139件増えた。このうち校内での暴力行為は496件と比較可能な1997年以来、最多となった。中学校で起きた暴力行為は近年増加傾向にあったが、1266件と前年度に比べて232件減った。高校も99件と30件減った。

 県教委の林剛史義務教育課長は「小学生の暴力行為には発達の問題を抱える事例も目立つ」と話し、特別支援や学習支援員の配置に取り組む考えを示した。