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引用元:毎日新聞 2015年09月14日 19時14分
長崎市橋口町の「長崎こども・女性・障害者支援センター(児童相談所)」から適切に保護されなかったため、母親らから虐待を受け続けたとして、長崎県内の女児(10)が県に慰謝料50万円を求める訴えを長崎地裁に起こしたことが分かった。提訴は7月23日付。
訴状などによると、女児は2010年4月ごろ、自宅アパートで母親にライターの火で左肩を焼かれるなどした。病院からの通報で、児相は母親を呼び出す通所指導を始めたが、母親は2回通所した後は応じなくなり、11年3月に指導を打ち切った。昨年10月には母方の祖母から髪をつかまれ引きずられる虐待を受け、女児が学校に相談。同12月に関係機関による要保護児童対策地域協議会が開かれ、日常的な虐待があったとみられることから、児相に対し女児の一時保護を求める声が相次いだが、児相は応じなかった。
女児は今年初めに父方の祖母と伯母に保護された。伯母と協議して提訴に踏み切った女児の未成年後見人、伊藤岳弁護士は「児相は児童の権利を守る上で重要な役割を担うのに、機能していない。県は児童の保護に関して意識を変えてほしい」と指摘。児相は取材に対し「係争中なのでコメントは差し控えたい」としている。【竹内麻子】
長崎市橋口町の「長崎こども・女性・障害者支援センター(児童相談所)」から適切に保護されなかったため、母親らから虐待を受け続けたとして、長崎県内の女児(10)が県に慰謝料50万円を求める訴えを長崎地裁に起こしたことが分かった。提訴は7月23日付。
訴状などによると、女児は2010年4月ごろ、自宅アパートで母親にライターの火で左肩を焼かれるなどした。病院からの通報で、児相は母親を呼び出す通所指導を始めたが、母親は2回通所した後は応じなくなり、11年3月に指導を打ち切った。昨年10月には母方の祖母から髪をつかまれ引きずられる虐待を受け、女児が学校に相談。同12月に関係機関による要保護児童対策地域協議会が開かれ、日常的な虐待があったとみられることから、児相に対し女児の一時保護を求める声が相次いだが、児相は応じなかった。
女児は今年初めに父方の祖母と伯母に保護された。伯母と協議して提訴に踏み切った女児の未成年後見人、伊藤岳弁護士は「児相は児童の権利を守る上で重要な役割を担うのに、機能していない。県は児童の保護に関して意識を変えてほしい」と指摘。児相は取材に対し「係争中なのでコメントは差し控えたい」としている。【竹内麻子】