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20150522008
引用元:2015/9/8 07:00 神戸新聞NEXT

 兵庫県教育委員会は7日、第2期「ひょうご教育創造プラン(県教育基本計画)」の2014年度達成状況を発表した。全156項目のうち、75・6%に当たる118項目で、県教委などが設定した目標値を達成、またはおおむね達成した。一方、実績値が確定していない項目などを除き、9・6%に当たる15項目は目標をやや下回ったか、下回った。(上田勇紀)

 同プランは、県の教育方針。第2期は14~18年度で、14年度は第2期の初年度に当たる。156項目の指標について、〓=目標値を達成(100%)、○=目標値をおおむね達成(90%以上~100%未満)、△=目標値をやや下回った(70%以上~90%未満)、▲=目標値を下回った(70%未満)の4段階で評価した。

 学力に関する項目では、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果などを基に、〓や○が大半を占めた。観察や実験活動充実のために高校教員らによる研修会を開く小学校は、目標値56校に対し45校にとどまり、△だった。

 豊かな心の育成に向け、「自分にはよいところがあると思う児童生徒の割合」などの項目は、〓や○が多かった。体力面や、スポーツをする児童の割合では課題が見られた。

 厳重注意などを含む教職員の処分件数や、体罰発生件数は目標値に届かず、△だった。

 井戸敏三知事は7日の定例会見で「今回の達成状況は“ミクロ分析”。兵庫の教育は学校教育と体験教育の2本柱で、“マクロ”として広く捉えたときにどうかという見地を失わないようにしたい」と述べた。

 目標値は、最終年度の18年度に向けて段階的に上がっていくよう設定されている。県教委は「達成状況を来年度の施策に生かしたい」としている。

※〓は記号の二重丸