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引用元:2015.8.31 20:39 産経ニュース

 親の育児休業の取得を理由に2歳以下の保育園児を原則退園させる運用の埼玉県所沢市で、8月末での退園処分が決まった女児の母親(30)が31日、処分取り消しを求める訴訟をさいたま地裁に起こした。判決が出るまでの退園処分の執行停止も申し立てた。

 所沢市のこうした「育休退園」の運用は4月から始まり、6月には、運用に反対する保護者たちが、差し止めを求める行政訴訟を起こしている。今回、提訴した母親は記者会見で「突然の退園通知で見放されたような気持ちになった」と語り、市の対応を批判した。

 訴状によると、母親は長女(3)を市内の保育園の2歳児クラスに通わせながら、6月20日に長男を出産。仕事は育休を取り、市には長女の在園継続を申請したが、8月13日付で在園は認めないとの通知を受けた。母親側は育休中の保育の必要性を認めた法令に反しているなどとし、退園処分を「市の裁量の逸脱、乱用だ」と主張している。