引用元：2015年8月8日午後6時30分 福井新聞
ＮＩＥ（教育に新聞を）を活用した教員免許更新講習が８日、福井市の福井大文京キャンパスであった。小中学校の教員でつくる福井県ＮＩＥ教育研究会のメンバーらが新聞を活用した授業について講義した。
教員免許更新制度では３４歳、４４歳、５４歳の教員が２年間のうちに大学などで必修領域、選択領域合わせて３０時間以上の講習を受ける。
ＮＩＥ講座は選択領域の一つで、昨年から同研究会が本格的に講座を受け持っている。今回は大野市有終南小の古川典子教諭や県嶺南教育事務所の富士健一主任ら４人が５コマ６時間分の講座を担当。小中高校と特別支援学校の教員２９人が受講した。
古川教諭は、記事の感想を述べ合うスピーチコンテストや討論、取材と新聞制作体験、新聞への投稿などの実践事例を報告した。記事の切り抜きの横に内容に関するクイズを書き、友達に解いてもらう試みも紹介。「思考力や表現力をはぐくめる」とした。
臓器移植に関する記事をもとに臓器提供をする側、待つ側双方の心情を考えた授業も紹介し「道徳教育につながる」とした。
富士主任は中学校での新聞活用の狙いや課題、実践例を講義した。
ＮＩＥ（教育に新聞を）を活用した教員免許更新講習が８日、福井市の福井大文京キャンパスであった。小中学校の教員でつくる福井県ＮＩＥ教育研究会のメンバーらが新聞を活用した授業について講義した。
教員免許更新制度では３４歳、４４歳、５４歳の教員が２年間のうちに大学などで必修領域、選択領域合わせて３０時間以上の講習を受ける。
ＮＩＥ講座は選択領域の一つで、昨年から同研究会が本格的に講座を受け持っている。今回は大野市有終南小の古川典子教諭や県嶺南教育事務所の富士健一主任ら４人が５コマ６時間分の講座を担当。小中高校と特別支援学校の教員２９人が受講した。
古川教諭は、記事の感想を述べ合うスピーチコンテストや討論、取材と新聞制作体験、新聞への投稿などの実践事例を報告した。記事の切り抜きの横に内容に関するクイズを書き、友達に解いてもらう試みも紹介。「思考力や表現力をはぐくめる」とした。
臓器移植に関する記事をもとに臓器提供をする側、待つ側双方の心情を考えた授業も紹介し「道徳教育につながる」とした。
富士主任は中学校での新聞活用の狙いや課題、実践例を講義した。
