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引用元:2015年07月15日 08時33分 読売新聞

 全国の多数の小中学校教員に3月、現金300万円を要求する脅迫文が届いた事件で、脅迫文の大半は徳島市の発送代行業者が市内の郵便局に持ち込んでいたことが捜査関係者への取材でわかった。

 この業者は、犯人とみられる人物からインターネットで発送を依頼されたという。現金を受け取る拠点もタイの「便利屋」が用意しており、警察当局は、犯人が居場所を隠すために国内外の業者を利用したとみている。

 捜査関係者などによると、脅迫文は教員約2000人の自宅に届き、「心を傷つけ人格を侮辱した」「体罰を受けた」などとして現金300万円を要求する内容が書かれていた。大半は徳島市の徳島中央郵便局の消印で、警察当局が集配ルートを調べたところ、市内の発送代行業者が大量の封書を一括で郵便局に持ちこんでいたことが判明した。

 この業者は、企業などから郵便の発送や梱包作業を受注しており、警察当局に対し、「客からの依頼で発送した」と説明。インターネットを通じて注文を受け、届いた脅迫状入りの封書をそのまま、郵便局に持ち込んだという。