引用元:2015/6/12 18:40 神戸新聞NEXT
神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校で、教諭による体罰で精神的苦痛を受けたとして、元生徒の男性と両親が同市に慰謝料など約1千万円の損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁尼崎支部で和解が成立したことが12日、分かった。同市が450万円を支払う内容で、和解は3月17日付。
訴状などによると、2011年11月、当時1年で野球部だった男性が、同級生の部員とけんかをしたため、野球部監督の男性教諭が面談。その際、男性の胸ぐらをつかんだり、馬乗りになったりした。男性はその後不登校になり、ストレス関連障害と診断された。教諭は文書訓戒の処分を受けた。
男性側は13年3月に提訴。「無抵抗な人間に、怒りにまかせて一方的に暴行を加えており、恐怖心から登校できなくなった」などと主張していた。
神戸市教育委員会は男性への体罰を認めた上で、「できる限り早期に解決するため、和解することにした」としている。(紺野大樹)
神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校で、教諭による体罰で精神的苦痛を受けたとして、元生徒の男性と両親が同市に慰謝料など約1千万円の損害賠償を求めた訴訟で、神戸地裁尼崎支部で和解が成立したことが12日、分かった。同市が450万円を支払う内容で、和解は3月17日付。
訴状などによると、2011年11月、当時1年で野球部だった男性が、同級生の部員とけんかをしたため、野球部監督の男性教諭が面談。その際、男性の胸ぐらをつかんだり、馬乗りになったりした。男性はその後不登校になり、ストレス関連障害と診断された。教諭は文書訓戒の処分を受けた。
男性側は13年3月に提訴。「無抵抗な人間に、怒りにまかせて一方的に暴行を加えており、恐怖心から登校できなくなった」などと主張していた。
神戸市教育委員会は男性への体罰を認めた上で、「できる限り早期に解決するため、和解することにした」としている。(紺野大樹)