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引用元:2015年5月19日 16:54 伊賀タウン情報ユー

 編集部 (2015年5月19日 16:54)
 伊賀市は5月19日、人口減少への歯止めをかけるため、子育て世代への支援策として第3子以降に対する保育料無料の対象拡大と中学校卒業までの通院費無料を実施すると発表した。実施は9月からの予定で、市議会6月定例会に必要経費を盛り込んだ補正予算案と関連条例の改正案を提案する。

 こども家庭課と教育委員会の教育総務課によると、公・私立の保育所(園)と幼稚園の保育料無料化は、対象が18歳未満の兄姉がいる第3子に拡大する。所得制限は設けない。

 保育所(園)や公立幼稚園で実施する保育料の無料化に合わせ、私立幼稚園の園児には年額30万8000円を限度に補助する。幼稚園児の場合は市に申請が必要で、各園を通じて案内したい考え。

 対象となる第3子以降の子どもの人数は、保育園で2511人中502人(今年5月1日現在)。幼稚園は市立が160人のうち10人(2014年度実績分)、私立が225人のうち18人(同)。

 国の現行制度では、保育所は3人以上が同時に通えば第2子は半額、第3子が無料。幼稚園は第1子が小学3年までなら第2子は半額、第3子以降は無料になる。

 また、同市は市内に住む中学生に対し、卒業までの間にかかった通院分の医療費を無料化する。県制度では通院・入院とも小学校卒業までが補助の対象で、同市の単独事業としては中学生の入院医療費が無料化の対象だった。

 保険年金課によると、中学生の入院費無料化には所得制限がある。今年度分の事業費は延べ約9千件の医療費やシステム改修費、事務費などで約2500万円を見込む。