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引用元:2015年5月8日13時12分 朝日新聞デジタル

 大阪市立中学校の給食は2012年9月に始まった。原則として今の1、2年生は全員が対象で、3年生は弁当との選択制。来年度からは全学年で全員が対象になる。

 大阪都構想が実現して大阪市が特別区になれば、将来的に給食をどうするのか、各区が判断していくことになる。

 現在の中学校給食は業者の弁当を届けるデリバリー方式のため、生徒や保護者から「おかずが冷たい」という不満も出ている。今年4月に開校した「いまみや小中一貫校」(西成区)では、学校で調理する自校方式を採り入れた。市教委は今後について自校式だけでなく、近くの小学校で2校分つくる親子式も含めて導入を検討する方針だ。

 都構想の実現で特別区ごとに判断することになれば、自校方式に積極的に取り組む区があるかもしれない一方、弁当との選択制に戻す区が出るかもしれない。(長野佑介)