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引用元:2015.10.1 07:06 産経ニュース

 熊谷市本石の市道で平成21年9月30日、自転車で帰宅途中だった市立石原小4年、小関孝徳君=当時(10)=がひき逃げされ死亡した事件から6年が過ぎた。母の代里子さん(47)は犯人逮捕を願い続けている。

 「いってきます」。29日朝、これが孝徳君から聞いた最後の言葉になった。事件は午後6時50分ごろ発生。県警によると現場にはブレーキ痕がなく、車の部品などの遺留物も少なかった。犯人は事件後すぐに現場を離れたとみられ、真相は今も分からないままだ。

 手がかりが少なく捜査が難航していることを知ると、同級生の母親らと現場周辺に立ち、通過する車のナンバーなどを調べ、熊谷署に通行車両の統計資料を提出するなど積極的に事件解決へ協力した。しかし、発生から6年たった今も犯人逮捕には至らない。代里子さんは「普通の人がこんなに重い荷物を背負って生きていけるのか。犯人は死んでしまっているのかもしれない」と不安を口にする。

 事件後も「明るい自分でいたい」と気丈に振る舞ったが、数年たつと職場で心ない言葉をかけられることもあった。支えてくれたのは孝徳君が所属したサッカーチームと同級生の母親たちだった。「孝徳が引き合わせてくれた」と亡き息子へ感謝した。

 「犯人にも絶対に良心はある。その一点の良心に懸けたい」。代里子さんは犯人の出頭を切に願っている。(宮野佳幸)