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引用元:毎日新聞 2015年09月26日

 私立高の入試を巡り、受験生が通う中学や学習塾が高校側と入試前に相談し、模擬試験の結果などを基に合格の「確約」を取り付けている実態を毎日新聞が先月報じたところ、多くの反響が寄せられた。中でも目立ったのは「埼玉県で入試前の合格確約が常態化している」との話だ。現場を取材すると、全国に先駆けて中学から追放したはずの業者テストの偏差値が、学校外で生き残っている実情が浮かんだ。【藤田剛】

 「埼玉県在住の主婦です。子供は昨年受験生でした。夏から年末にかけて私立高に資料を持って相談会に出かけました。『確約』がほしいからです。確約があれば、形だけの試験を受ければどんな点でも合格できます。中学でも『何校か確約をもらってきてください』と言われます。こんな受験制度は間違っていると思います」(ある母親のはがきより)

 「子供が生まれて埼玉に引っ越してきましたが、県内の私立高のほとんどにこの確約制度があり、『北辰テスト(模試)の偏差値』と『学校の通知表』などを持って入試前に保護者が私立高を訪問し、確約をもらった上で入試を受けることになるようです。県外から来た私には異様な制度に思えます」(別の母親のメールより)