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引用元:2015年09月17日 20時36分 読売新聞

 三重県朝日町で2013年8月、同県四日市市の中学3年の女子生徒(当時15歳)を襲って死亡させたとして、強制わいせつ致死などの罪に問われた元少年(20)の控訴審判決が17日、名古屋高裁であった。

 木口信之裁判長は懲役5年以上9年以下の不定期刑(求刑・懲役5年以上10年以下)を言い渡した1審・津地裁判決を支持し、検察側の控訴を棄却した。

 木口裁判長は、1審の量刑について「遺族の処罰感情など様々な事情を踏まえた上での判断で、特段誤りはない」とし、検察側の量刑不当の主張を退けた。

 判決によると、少年は高校3年だった13年8月25日夜、朝日町の空き地で、女子生徒を乱暴しようと、鼻や口を手で塞いで窒息死させるなどした。