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引用元:毎日新聞 2015年09月17日 09時15分

 福岡県筑前町立小学校で休み時間に男性教諭とバック転のような遊びをして頭蓋骨(ずがいこつ)を折ったなどとして、5年生の男児(10)が町に慰謝料など約1200万円の損害賠償を求める訴訟を起こしたことが分かった。福岡地裁(山口浩司裁判長)で16日にあった第1回口頭弁論で、町側は争う姿勢を示した。

 訴状によると、担任だった男性教諭は2013年9月、休み時間に当時小学3年だった男児らを両手で持ち上げ、後ろ向きに回転させて着地させる遊びをしていた。男児は回転後、勢い余ってバランスを崩して転倒し、後頭部を床で強く打ったという。マットなどは敷かれていなかった。男児は頭の骨を折り、開頭手術を受ける重傷を負った。

 男児側は「教諭は安全に配慮する義務を全く果たしていなかった。率先して危険に招く行為をした」と主張。町側は「回転で事故が発生したのではなく、着地後に男児が転倒した。事故は予見できなかった」と反論している。【鈴木一生】