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引用元:2015年09月16日 18時26分 西日本新聞

 2013年に福岡県筑前町内の小学校で、3年生だった男子児童=事故当時(8)=が担任教師と遊んでいた際に転倒して頭蓋骨骨折の重傷を負う事故があり、両親らが「教師が安全配慮義務を果たしていなかった」として、町に約1280万円の損害賠償を求め提訴していたことが分かった。第1回口頭弁論が16日、福岡地裁(山口浩司裁判長)であり、町側は請求棄却を求めた。

 訴状によると、児童は13年9月、休み時間に教室で、担任教師と遊んでいた際、勢い余って後頭部を床に強打。頭蓋骨骨折の重傷を負った。頭に約12センチの手術痕や痛みが残り、2%以下の確率でてんかんを発症する可能性があると診断されたという。「教師が率先して危険を招く行為を行い、事故を引き起こした。過失があることは明らか」としている。

 一方、町側は児童が着地後に自分でバランスを崩したと反論。「事故は予見できず、安全配慮義務違反は認められない」としている。どのように遊んだかについても双方の主張は食い違っている。町教育委員会は「大変遺憾な事故。訴訟の推移を見守りたい」とコメントした。

=2015/09/16 西日本新聞=