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引用元:2015.9.5 07:10 産経ニュース

 堺市内の市立小学校で学童保育の主任を務める50代の男性指導員が、廊下や教室に安保関連法案の反対運動に使われる「アベ政治を許さない」と記したビラを掲示していたことが分かった。市教委は「政治的中立性を損なう行為」として、運営を委託する市教育スポーツ振興事業団に対応を求めている。学校現場で特定の政治的主張を子供たちにすり込もうとする行為に批判が集まりそうだ。

 市議会本会議で自民党の西村昭三議員の質問に、教育次長が認め、謝罪した。

 市教委によると、ビラはA4判とA3判の計2枚で、指導員が7月21日、漢字に読みをふり、自身の名前を記して学童保育「のびのびルーム」の教室と廊下に掲示。8月21日に学校を訪問した市教委の職員がビラを見つけた。翌22日に事業団側がビラを撤去するよう指示したが、「個人のものをはがしていいんか」と抵抗。上司が口頭で注意した上で撤去した。

 指導員は平成14年から同校で学童指導員を務め、現在は指導員約20人を管理している。

 同校の学童保育は小学1~3年の約100人が利用。ビラが掲示されていた夏休み中も午前8時半から午後7時まで受け入れており、大勢の子供がビラを目にしたとみられる。

 事業団によると、指導員は平成24年にも垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備に反対する新聞記事を教室に掲示し、事業団から口頭注意を受けていた。

 市教委は「学校現場に政治的なビラが掲示されたことを重く受け止めている。事業団には指導員に対する適切な措置を求める」としている。