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引用元：毎日新聞 2015年09月01日
山形大は３１日、書類審査や面接で選考するアドミッション・オフィス（ＡＯ）入試の一部で受験料を返還していなかったと発表した。５年間で計５２人に上り、計４０万５６００円を返還する。記者会見した大場好弘副学長は「受験生や保護者ら関係者に迷惑と心配をかけ、深くおわびする」と謝罪した。
問題があったのは、２０１１〜１５年度の工学部ＡＯ入試１（フレックスコース）。書類選考の１次試験と口頭試問を含む面接の２次試験があり、本来、１次試験不合格者には２次試験の受験料７８００円を返還しなければならないが、手続きを怠っていた。受験料などを規定している文部科学省令の読み込みができていなかったことが原因という。募集要項や合格通知書に受験料の返還を明示する必要があるのに、こちらも怠っていた。
今年７月、同様のＡＯ試験を検討している他大学から山形大へ実施状況の照会があり、調査過程で発覚した。
同大は対象の受験生全員に文書で通知し、返還手続きを進める。再発防止に向け、募集要項などの作成の際にチェックシートを作り複数人で確認する。【山中宏之】
山形大は３１日、書類審査や面接で選考するアドミッション・オフィス（ＡＯ）入試の一部で受験料を返還していなかったと発表した。５年間で計５２人に上り、計４０万５６００円を返還する。記者会見した大場好弘副学長は「受験生や保護者ら関係者に迷惑と心配をかけ、深くおわびする」と謝罪した。
問題があったのは、２０１１〜１５年度の工学部ＡＯ入試１（フレックスコース）。書類選考の１次試験と口頭試問を含む面接の２次試験があり、本来、１次試験不合格者には２次試験の受験料７８００円を返還しなければならないが、手続きを怠っていた。受験料などを規定している文部科学省令の読み込みができていなかったことが原因という。募集要項や合格通知書に受験料の返還を明示する必要があるのに、こちらも怠っていた。
今年７月、同様のＡＯ試験を検討している他大学から山形大へ実施状況の照会があり、調査過程で発覚した。
同大は対象の受験生全員に文書で通知し、返還手続きを進める。再発防止に向け、募集要項などの作成の際にチェックシートを作り複数人で確認する。【山中宏之】
