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引用元:2015.9.1 16:15 産経WEST

 鹿児島県出水市で平成23年、JR九州新幹線の線路に飛び込んで自殺した中学2年の女子生徒=当時(13)=の祖父中村幹年さん(65)が、いじめの有無を調査したアンケートの開示を市に求めた訴訟は1日、鹿児島地裁(鎌野真敬裁判長)で結審した。判決は12月15日。

 中村さんは意見陳述し「遺族が孫の死の真相を知りたいと望むのは当然。公益を害するのか」と訴えた。

 市側はこれまでに「同意を得ずに開示すれば回答した生徒の権利を侵害し、個人が特定される可能性がある」と反論している。

 中村さん側の代理人大毛裕貴弁護士は結審後に記者会見し「氏名を黒塗りにすれば特定は避けられる。学校側は責任が生じるのを恐れて非開示にしている」と述べた。

 訴状によると、少女は23年9月に自殺。市教育委員会は調査委員会を設置し、学校がアンケートや聞き取りを実施。遺族は開示請求したが、市は「特定の個人が識別される恐れがある」として不開示とした。