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引用元:日テレNEWS24

 5年前に県立阿賀野高校の女子生徒が自殺した問題で、女子生徒の両親が18日、県を相手取り、およそ2000万円の損害賠償を求めて新潟地裁に裁判を起こした。

 この問題は、2010年6月、県立阿賀野高校に通う当時3年生の女子生徒が、自宅で首をつって自殺したもの。
 裁判を起こしたのは自殺した女子生徒の両親で、訴状によると、学校が安全義務を果たさなかったため娘はいじめにあい、適切なケアがなされなかったため、思いつめて自殺したと訴えている。さらに、自殺後、聞き取り調査の実施が遅れ、いじめ自殺の全容を知る機会が奪われたなどとして、県を相手取りおよそ2000万円の損害賠償を求めている。
 この問題をめぐっては、いじめの有無などを調査してきた県の第三者調査委員会が、「陰口など女子生徒への不適切な言動があった」としながらも、「いじめは認められない」という報告書をまとめていた。一方で、「学校と県教委の対応には問題があった」と指摘したため、両親はおととし、新潟簡易裁判所に対し県に損害賠償を求める調停を申し立てたが、不調に終わり、提訴を決めた。
 両親は、「裁判でいじめがあったことを明らかにしたい」とした上で、「2度と同じようないじめが起きないようにしてほしい」と訴えた。
 一方、被告の県は、「訴状が届いていないので提訴された理由がわからず、コメントできない」としている。