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引用元:2015年08月18日 10時56分 読売新聞

 飲酒事故など教員の交通関連の不祥事が相次いでいる大津市教育委員会は17日、市立小中と幼稚園の校長、園長を対象に不祥事防止研修を行った。

 市教委では5月、女性教諭が飲食した後、酒気帯びの状態で同席した男性教諭を乗せて車を運転、物損事故を起こした(ともに懲戒免職処分)。6月にも、別の男性教諭が車を運転中にミニバイクに接触してけがを負わせながら逃走したとして逮捕されるひき逃げ事件が起きた。

 市役所で行われた研修会には全87校園の校長と園長が参加。大津署の上田幸男交通官から飲酒運転などに関する講義を受けた。近年、飲酒運転の罰則が厳しくなり、事故や違反が人生を変えてしまうことを強調。「酒を飲んだ時はもちろん、翌日でも、頭痛など二日酔いの症状を感じたら飲酒検知でアルコール分が検出されることもある」と注意を呼びかけた。

 市立青山小の吉嶺達也校長は「交通ルールをしっかり守るように職員に徹底していきたい」と話していた。