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引用元:毎日新聞 2015年08月04日

 福岡市教委は3日、小中学生の学力向上を目的とした教育課程の見直しを進めるため、専門家や校長らでつくる懇話会を開き、夏休みの短縮や代休日を設けない土曜授業の実施で年間8日の授業日数を生み出す案を提示した。4回の懇話会を経て11月末までに方針を決定、来年度以降順次新教育課程に移行する。

 市教委によると、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)に見る市の児童生徒の学力は、ほぼ全国平均並み。しかし、各学校や児童生徒間では学力に開きがあり、一人一人の課題に対応した指導をするには、現行の教育課程では十分な時間を捻出できないという。また、小中とも普通教室へのクーラー設置が進み、学習環境が整いつつあることも見直しを後押しした。

 見直し案は、夏休み7月22日〜8月26日(6日短縮)▽冬休み12月24日〜1月6日(日程変更)▽春休み3月25日〜4月6日(2日延長)とし、年4日の授業日数を確保。加えて、代休日を設けない土曜授業を年4回実施し、地域の人材を活用した道徳やネイティブスピーカーを招いた英語の授業などに充てる。【林由紀子】

〔福岡都市圏版〕