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引用元:2015年07月30日 18時25分 読売新聞

 5年後に英語を小学校の正式な教科とする国の方針を受け、各地の教育委員会で、英語力のある小学校教員の獲得競争が熱を帯び始めている。

 大阪市や神戸市、京都府の各教委が今年度の教員採用試験で、英語力の高い受験生を優遇する制度を導入。同様の動きは各地に広がっている。

 約400人の採用を予定する大阪市教委は、今月始まった今年度の小学校教員採用試験(1次、2次)で、中学や高校の英語の教員免許を持っていたり、「英検2級以上」「TOEIC(990点満点)で550点以上」に該当したりする受験生を対象に、あらかじめ60~20点を加点する措置を導入した。志願した1485人のうち、加点対象者は12%の183人だった。