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引用元:毎日新聞 2015年07月29日

 家庭の事情を理由に雇い止めをされたのは不当として、中高一貫の私立校「上智福岡中学高等学校」(中央区)の講師だった20代女性が、運営する学校法人「泰星学園」(同)に講師としての地位の確認などを求めた訴訟で、福岡地裁は28日、女性側の請求を認める判決を出した。山口浩司裁判官は「契約更新の期待に合理的な理由がある」と述べた。

 判決によると、女性は2011年4月から1年間の契約で講師として働き始めた。その後、校長は面談で、バドミントン部の顧問を条件に、13年4月からは長期的な雇用を前提として契約する意向を示した。女性が父親の病気を理由に顧問を断ったところ、学校側はそれまでの契約内容で更新し、同7月に雇い止めを告知した。

 判決は、学校側が女性の父親の病状の変化などを尋ねていないことから「女性が承諾しなかったのは顧問就任のみで、長期雇用の機会を自ら捨てたと断ずるのは硬直的に過ぎる」と指摘し、雇用の継続を認めた。

 上智福岡中学高等学校は「判決文が届き次第、検討して適切に対応したい」とコメントした。【鈴木一生】

〔福岡都市圏版〕