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引用元:2015年7月19日 23:29 スポニチ

 19日午後4時半ごろ、静岡県西伊豆町一色にある仁科川の支流で、川遊びをしていた2組の家族連れらが、獣害対策で設置された電気柵付近で感電し、次々と倒れた。県警や下田地区消防組合によると、川崎市宮前区の男性(42)と40代の男性が死亡。40~70代の女性3人と、8歳の小学生の男児2人も病院に搬送されたが、いずれも意識はある。

 下田署は電気柵の管理に問題があった可能性もあるとみて業務上過失致死傷容疑も視野に捜査を始め、20日に事故現場を実況見分する。

 下田署によると、電気柵は高さ約1メートル。川岸の斜面にあるアジサイの花壇を野生のシカなどから守るために設置されていた。事故後、柵の一部が壊れ、電線が水に漬かった状態で見つかった。電圧は100ボルトだったとの情報もある。近くの住民が設置し、事故後に電源を切っていた。

 搬送されたのは、電気柵を設置した住民の親族と、その友人ら。小学生の男児を含む3人が支流で川遊びをしていた際に「ギャー」という悲鳴を上げて倒れ、悲鳴を聞いた3人が助けようとして川に入り、次々と感電した。地元に住む70代の女性も助けようとして感電した。下田署は最初の3人が電気柵に接触するなどして感電した可能性があるとみている。

 電気柵は農作物の獣害が深刻化する状況を受け、全国各地に設置されている。公的補助もあり、設置する際には周辺に「感電注意」などと表示するよう法令で定められている。西伊豆町によると、現場周辺でも、シカやイノシシの被害が相次いでおり、土地の所有者が電気柵を設置するケースが多い。

 地元住民によると、現場周辺に設置されている電気柵は夜間に電気を流し、昼間は止めているが、最近では、夕方から電気を流し始めるところもあるという。

 現場は伊豆箱根鉄道修善寺駅から南西約25キロの山間部。静岡地方気象台によると、西伊豆町に隣接する松崎町では午後4時ごろ、気温27・7度を観測、雨は降っていなかった。