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引用元:毎日新聞 2015年06月30日 地方版

 飲酒運転での検挙を理由に懲戒免職処分を受けた県西部の県立高校元教諭の50代の男性が、県に処分取り消しを求める訴えを鳥取地裁に起こした。

 6月18日付の訴状によると、男性は2013年5月18日、米子市の居酒屋での教諭同士の懇親会で飲酒後、軽乗用車を運転し物損事故を起こしたなどとして道交法違反(酒気帯び運転など)容疑で書類送検された。県教委は同年8月20日付で懲戒免職処分としたが、男性は同年10月9日に不起訴処分となった。

 男性は当時の記憶がほとんどないというが、同席者の証言からビールなど4杯程度を飲んだという。事故で他人への被害はなく、悪質性・危険性が低いと主張。不起訴処分となっていることからも懲戒免職処分は重すぎると訴えている。

 男性は同年10月に県人事委員会に不服申し立てをしたが却下されていた。退職金の全額不支給についても不服申し立てをしている。県教委高等学校課は取材に「係争中の事案で答えかねる」と述べた。【高嶋将之】