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引用元:2015.6.26 18:15 産経ニュース

 インターネット上で誤った情報の拡散が問題視される中、25日に起きた人身事故を「歩きスマホ」が原因とする誤情報が広がった。なぜ誤情報の拡散は繰り返されるのか。専門家は「共感できる情報には思い込みが入りがちになる」と指摘している。

 事故は25日午前6時35分ごろ、東急田園都市線たまプラーザ駅(横浜市青葉区)で起きた。中学3年の女子生徒が急行電車にはねられ死亡。ホームから小走りで女子生徒が飛び込んだとする目撃情報があり、神奈川県警青葉署は自殺の可能性が高いとみている。

 ネット上では「歩きスマホしてた女子高生が線路に転落」したことが人身事故の原因だとする情報が拡散された。「(ホームの)ギリギリを歩くのは危ない」「気をつけろ」とする意見も飛び交った。

 これらの情報は、女子中学生を女子高生と間違えた上、東急電鉄は歩きスマホ情報を否定。同社は車内で歩きスマホの危険性を訴えており、担当者は「警鐘と事故が混同され、誤情報となった恐れもある」。青葉署も「女子中学生歩きスマホしていたとの情報はない」と断じている。

 ネット上の誤情報をめぐっては、川崎市の中1男子殺害事件で、無関係の女子中学生が犯人視され、名前が拡散される問題も発生した。最近も飲食チェーン店の全店閉鎖の誤情報が広まり、会社側が否定に追われる事態があった。

 新潟青陵大学の碓井真史教授(社会心理学)は「自分が怖いとか、有益だと感じているものには思い込みも入りやすく、『ほらね』と飛びつき、何かを言いたくもなる」と指摘。「立ち話のようなネット利用ではなく、少し慎重に情報を扱わないと、今後も重大な人権侵害やパニックを引き起こす恐れがある」と話している。