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引用元:2015年6月7日 東京新聞

 川崎市で中学一年の男子生徒が殺害された事件を受け、市民が再発防止策を探るシンポジウムが六日、市内の市総合福祉センター(エポックなかはら)で開かれた。教員OBやPTA役員らは「力を合わせて暴力やいじめから子どもを守ろう」と話し合った。

 犠牲になった上村遼太君=当時(13)=は事件前、顔にあざをつくったり学校に来なくなったりした。こうした異変やSOSに周囲の大人が気付く機会はあったとされ、地域や学校で何ができるかを議論した。

 学校や保護者、地域の代表者が登壇。三月まで市立中学の教員だった大前博さん(65)は「学校現場は多忙だが、子どもの命を最優先に向き合うべきだ」と強調。教職員がチームで見守り、子どもと信頼関係をつくる大切さを語った。

 中学校のPTA副会長、佐野仁昭さん(46)は「保護者の横のつながりを見直したい」と説明。子どもの支援に携わる腹話術師、城谷護さん(74)は事件現場の多摩川河川敷に今も多くの人が訪れることに触れ「皆、人ごとではないと思っている。市教育委員会はもっと地域の力を活用してほしい」と訴えた。会場の住民や保護者からも「地域と子どもが顔見知りになる取り組みや声掛けが必要」といった発言があった。(横井武昭)