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引用元:朝日新聞 2015年5月27日

 集団いじめで心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症したとして、石川県加賀市立小学校に通っていた女児(14)が市と同級生の保護者に4800万円の損害賠償を求めた訴訟が和解することになった。市が26日、明らかにした。名古屋高裁金沢支部の和解提案に応じ、市と同級生3人側が遅延損害金を含めて和解金955万円を支払う。

 2012年11月の一審・金沢地裁小松支部判決は、女児が小学1~2年だった07~08年、同級生3人から日常的に悪口や乱暴な行為を受けてPTSDを発症し、学校側も適切な対応をとらなかったと認定。市と同級生側に703万円の支払いを命じた。

 原告、被告双方が控訴していた。市教委によると、未成年である当事者の将来を考え、訴訟を長引かせるのは望ましくないとの判断で一致した。7月に和解成立の見通しという。

(福田純也)

(朝日新聞 2015年5月27日掲載)