ブログネタ
日々の出来事 に参加中!
3195ab11498b074ccc74c28af7b65c2e_s
引用元:2015.5.22 07:06 産経ニュース

 県信用組合会長の幡谷祐一さん(91)が19日、県立日立一高付属中(日立市若葉町)のゲストティーチャーに招かれ、道徳の授業で「道徳とは人に不快感を与えないこと」と題して1年生の2学級80人を前に講演した。

 幡谷さんは「人と接するときの態度、行為、言葉遣いなどのしぐさで不快感を与えないことが道徳」とし、「しぐさは付け焼き刃ではなく、普段から研鑽(けんさん)して身につけておくのが大事です」と説いた。

 さらに、「礼儀や作法の基本」と例えるあいさつの重要性に触れた上で、「人の立場や心情を察する。その気持ちや思いやりを意味する『恕(じょ)』が道徳の原点といえる一言」と述べ、「ぼんやり生きても学問や趣味に打ち込んでも一生は一生。人間は一生、勉強です」と語りかけた。生徒たちは熱心にメモを取り、真剣な表情で聞き入っていた。