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引用元:2015/5/20 05:30 神戸新聞NEXT

 「淡路花博2015花みどりフェア」が開催されている兵庫県淡路市の淡路夢舞台で、県内の高校生が制作した花壇を展示する「高校生花とみどりのガーデン」(神戸新聞社後援)が開かれている。農林水産関連の学科で学ぶ9校の生徒たちがそれぞれ工夫をこらした力作が並び、来場者の目を引いている。31日のフェア閉幕まで展示される。(切貫滋巨)

 日ごろ学んだ知識や技術を生かしてもらおうと、淡路島くにうみ協会が企画した。参加した県立高は、香住▽但馬農業▽氷上▽篠山産業▽篠山東雲▽播磨農業▽有馬▽農業▽淡路。花壇は国営明石海峡公園そばの「アワジロハスコミチ」内に設置されている。

 一つの花壇は大きさは縦1・5メートル、横2・5メートルで、各校がフェア開幕までにそれぞれ制作した。

 地元の淡路高環境創造コースの「震災の復旧 廃材を利用して」は、研究している多肉植物を使い、庭を作り上げた。津波被害を受けた東日本大震災の被災地に、手のかからない多肉植物で緑を増やそうと考えたという。多肉植物のセダムなどを植え、7色のガザニアで彩りを添えた。

 香美町の香住高海洋科学科の「春風に乗せられて」は、花壇内に設置した池に、同校で飼育しているキンギョを泳がせた。太陽光パネルで生み出した電力で水を循環させ、竹で作った「ししおどし」を動かしている。

 同校3年の女子生徒は「水や魚などを使って海洋科学科らしさを表現した。ほかの高校とはまた違った花壇を見てほしい」と話していた。