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引用元:TBS Newsi

 世界で初めてマグロの完全養殖に成功した近畿大学が、今度は絶滅が心配されているあの高級魚の代わりになるかもしれない魚を開発しました。

  奈良市内の料理店。炭火で焦げ目をつけながら丁寧に焼いているこの魚。一見するとウナギのようですが・・・  

「なまずのかば焼きですね」(店員)

「お客様に食べてもらうのは初めてですね」(店員)

  こちらのお店で先週末から試験的に販売を始めたところ、早速注文が入りました。

「おいしかったですよ。タレを全体にまぶしてご飯と食べるとより近づいている気もする」(なまずを食べた人)

「ウナギと言って出されたらそう思い込むかもしれない」(なまずを食べた人)

  なまずは本来、あっさりとした淡白な味なのですが、近大農学部の有路昌彦准教授らの研究グループは鹿児島県のウナギ養殖業者に協力してもらい、独自で配合したエサをなまずに与えると脂身が増え、弾力のある肉質になったといいます。

  「ウナギを食べる文化やマーケットがあっていいと思うが、(ウナギを)

乱獲しなくても『晴れ』の日に食べる高級品として残し、それ以外はなまずで満足すればよい」(近畿大学農学部・有路昌彦准教授)

  なまずの完全養殖は、ウナギに比べて費用がかからず簡単です。「ウナギ味のなまず」は本物のウナギの半分程度の値段で提供できるということです。(13日03:09)